決済手数料の
節約についてsavings on settlement fees

キャッシュレス決済の
動向

近年、現金での支払いのほかにさまざまな決済方法から選択できるようになりました。個人の消費支出額におけるキャッシュレス決済の比率は70.6%※にもなり、そのなかで最も多い決算手段がクレジットカードで41.1%※もの方が利用されています。
しかし、クレジットカードによる決済方法を店舗や企業側が導入するためには、手数料の支払いが必要です。事業者が独力で多彩な決済手段を取り揃えるのは、数多くの決済機関との折衝必要性や売上管理の煩雑さから非常に困難と言わざるを得ません。顧客と事業者双方の利便性を確保するためにも、決済代行を利用するのが現実的な解決策と言えるでしょう。

※参照元:NIRA総合研究開発機構「キャッシュレス決済実態調査2023(速報)」

キャッシュレス決済の動向

クレジットカード、
2種の決済方式

クレジットカードを店舗やWebサイトで利用可能にするためには、加盟店として登録をおこなう必要があります。決済をおこなう方式は、以下の2種類に分けられます。

対面決済
対面決済
通常の店舗販売のようにカード利用者が店舗に来店し、店員が応対して決済を行う方式を「対面決済」と呼びます。
カード利用者は、店員にカードを提示し、店員が署名を確認するか、カード利用者に暗証番号を入力してもらうことで本人確認をおこないます。
イベント会場などでの非常設(無店舗)販売なども対面決済に含まれます。
対面決済
非対面決済
テレビ、インターネットなどを使った通信販売のように、Webサイトや電話、FAXなどでカードで支払う決済方式を「非対面決済」と呼びます。
カード利用者が来店せずにカードで支払うため、加盟店はカードの提示を受けません。
署名、暗証番号による本人確認が省略され、カードの有効期限や、セキュリティコードなどによってカードの有効性のみを確認することが一般的です。

加盟店の業種によって
異なる手数料率

クレジットの手数料率は、決められた数値はなく、決済代行業者や、加盟店契約会社によって加盟店毎に決定されます。
商談時に提供する業態や取扱い商材、取引件数、事業計画といった情報を元に、手数料率が決定されます。
一般的にサービス業や飲食業は、物販に比べてリスクが高いとされるので、料率が高めに設定されることが多いようです。

たとえば、全国チェーンのコンビニエンスストアなどは1%前後で、個人経営の飲食店であれば4〜7%と大きな開きがあります。これは、経営基盤が盤石で規模が大きいコンビニと、不安定な個人経営の店舗の間で未収リスクが大きく違う点が影響していると考えられます。
同様に、経営基盤が安定しており決済総額が大きい大型店なども、未収リスクが低くカード会社への利益が見込めるため、手数料率を低く設定される傾向にあります。

※ペイパルや楽天スマートペイなどでは、料率が一律で3.24%となっています。

加盟店手数料の目安
業種ごとの
加盟店手数料の目安
●飲食店:4~7%
●小売店や専門店:3~5%
●百貨店:2~3%
●家電量販店やコンビニエンスストア:1~1.5%

クレジットカードでの取引に伴うカード決済手数料は、店舗・事業者にとって大きな課題です。
カード決済手数料の仕組みを解説しながら、手数料をなるべく安く抑えるための具体的な方法などを説明させていただきます。

売り上げが大きくなるほど負担が増えるカード決済手数料

例えば、月間のカード決済額が200万円の店舗で決済サービスを導入した場合、手数料率が異なることで実際にかかるコストが大きく変動します。
下記の図では、最大で年間36万円以上も差が出ます。
カード決済手数料は毎月の運用に必要なコストなので、導入時になるべく低い手数料を設定することが利益に直結します。

決済手数料が違うと売上は
ここまで違う

決済手数料が違うと売上はここまで違う

決済代行会社を選ぶことのメリット

クレジットカード決済を導入するには、カード会社との直接契約と、決済代行サービスを提供するいわゆる決済代行会社と契約する二つの方法があります。
「コストを節約する」ことを重要視するのであれば、導入費用・月額料金・端末代金・決済手数料などの費用の総額が安くなる決済代行会社を選ぶことをおすすめします。
カード会社と直接契約をする場合は、各ブランドに対してそれぞれ契約・審査・明細の発行などが必要になるため、導入から運用開始後も多くの手間が発生します。決済代行会社を通して契約することで、さまざまなクレジットカードブランドや電子マネーなどのキャッシュレス決済手段を一つのシステムで一元管理ができます。そのため、複数のカード会社やキャッシュレス決済手段を導入したい場合は、決済代行会社を選ぶのがおすすめです。

決済代行会社を選ぶことのメリット

クレジットカード決済の導入に必要なコスト

初期費用
決済代行システムを導入にかかる費用
【相場】数千円~数万円
※無料のサービスもあり
端末代金
決済端末代金で購入とレンタルがある。
【相場】3~10万円程度
※無料レンタルのサービスもあり
決済手数料
決済された金額に対してかかる手数料
【相場】決済金額の3.5%~7%
月額費用
月々支払うシステム利用料
【相場】3,000円~8,000円
※無料のサービスもあり
総合的にかかるコストで判断する
上記のコストの総額を比較検討することで、負担するコストを節約することができます。
カード決済手数料の
コストを節約が
売上利益に影響
現在の日本のキャッシュレスニーズの高まりを考えると、今はあまりクレジットカード決済の金額が大きくないという店舗であっても、カード決済手数料のコストを節約することは今後の売上利益に影響する重要な要素になります。
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